「オーイイアーイオオオオイアーイ」と回る猫の名前は?SNSで話題の“回転猫”の正体は「特別な背景を持つ猫」だった!

おーいいあーいおおおおいあーい」や「おんいいあーいおんいいいあーい」の電子音に合わせて、くるくると高速回転する猫ちゃん
SNSで一度は目にしたことがあるという方も多いのではないでしょうか?
あの子の名前は?どんな猫なの?どこで見られるの?
今回は、あの“回る猫”として話題の猫ちゃんについてご紹介します。

OIIA CAT

オーイイアーイオオオオイアーイ

ラグドール5さい

???

OIIA CAT

オーイイアーイオオオオイアーイ

ラグドール5さい

ナァ〜!!!

目次

「回る猫」で話題の猫ミーム

最近SNSで、「オーイイアーイオオオオイアーイ」や「オンイイアーイオンイイイアーイ」など、ちょっと聞き慣れない音声に合わせて、ひたすらぐるぐると高速で回転している猫の動画を見たことはありませんか?

Oiiaioooooiai(オーイイアーイオオオオイアーイ)ってなに?

このミームは、謎の音声「オーイイアーイオオオオイアーイ」に合わせて、猫が高速で回り続けるというシンプルだけど妙にクセになる映像が特徴。
音が再生されている間はずっと回り続け、音が終わると猫がピタッと止まり、真顔でこちらを見つめる――見れば見るほどじわじわ来ますよね。

この回る猫は「Oiiaioooooiaiオーイイアーイオオオオイアーイ」以外にも「oiia cat」「OIIA OIIA」「Spinning Cat」「回転猫」「OIIAIOIIIAI」など、いろいろな呼び名があります。

元ネタとなった音声の正体は?

この奇妙で耳に残る音声の元ネタは、TikTokで投稿主の@krexarpectさんが、録音の速度を変えながら再生したものだとされていて、「Friday Night Funkin’」というリズムゲーム風のカタコトな歌声をイメージして作ったと言われています。

実際に音源を聞いてみると、「U ii a io ui ii a io」というような聞き馴染みのない言葉が繰り返されていて、それと回る猫の動きが絶妙にマッチして人気になりました、

ミーム拡散の起点は「ビリビリ動画」

「回る猫」が一気に注目を集めたのは、2023年3月に中国の動画投稿サイト「ビリビリ動画」(=ニコニコ動画のようなサイト)で投稿された映像がきっかけ
この動画により、MADやリミックスが次々と制作され、ミームとして世界中へと広がっていきました。

特に話題となったのは、同年4月に黑瘦的鱼头(Heishou de Yutou)氏が投稿したトランスアレンジ。2024年3月時点で再生回数は1300万回超えを記録し、その後も派生作品が続々と登場。ついにはこの楽曲が音楽ゲームに実装されるまでに成長しました。

日本でも2024年初頭から猫ミームがブームとなり、「回る猫」の映像も人気に。10月にはInstagramのARフィルター「Spinning Cat oo ee a」が登場し、誰でも猫を回して遊べるという新たな楽しみ方も話題になりました。

世界のステージへ:W&Wによるリミックス爆誕

さらに2024年末には、オランダのDJデュオ・W&Wがニューイヤーイベントで「OIIA OIIA(W&W Remix)」を披露。
このパフォーマンスがSNSで大きく拡散され、公開からわずか48時間で8500万回再生を記録しました。

現在はこのリミックスは現在も複数のプラットフォームで視聴可能で、その収益はすべて“回る猫”本人の支援に寄付されていることも話題を呼んでいます。

ストリーミングサイトリンク:https://www.ravecultu.re/oiia

回っていた猫の名前は「Ethel(エセル)」ちゃん

SNSで話題となった「回る猫」の正体は、Ethel(エセル) ちゃんという名前の女の子の猫でした。
彼女はアメリカ・オハイオ州にあるCat Welfare Associationという動物保護団体に保護されていた、元保護猫でした。

当時のエセルちゃんは、手足が短くなる小人症(ドワーフィズム)先天性の失明を抱え、さらにおしりのケアも必要という、特別なサポートが必要な猫ちゃんでした。
そのため、なかなか里親が見つからずにいたそうです。

そんな中、「ひと目ぼれだった」とDonnaさんという女性に引き取られました。

保護当初のエセルは体重が16ポンド(約7.3kg)とぽっちゃり体型で、歯にも問題がありました。
ですが、Donnaさんのもとで、獣医師のアドバイスに基づいた食事管理とケアを受け、今では8ポンド(約3.6kg)の健康的な体重に。歯はすべて抜けてしまい、今も目は見えないようですが、主さんたちに愛されながら毎日を過ごしているんだそうです。

こうしたエセルちゃんの特別な背景があることから、後に話題となったW&W -「OIIA OIIA (Spinning Cat)」の収益が、彼女に寄付されているのも納得ですね。

そしてある日、ご主人がFacebookのグループにエセルちゃんの写真を投稿したことがきっかけで、思いがけずその写真がインターネットで話題に。
それが後にあの「オーイイアーイオオオオイアーイ」に合わせて回る猫 = Oiiaioooooiai(回転猫)としてミーム化され、世界中に広まったのです。

さらに驚くことに、エセルちゃんはごはんの時間になると自らくるくる回るクセがあるそうで、それが偶然にも猫ミームの動きとリンクしていたという、ほっこりするエピソードまで。

今では「Ethel the Cat」としてSNSでも注目され、彼女の日常やユニークなエピソードが、多くの人の心を和ませています。

EthelちゃんのSNSをのぞいてみよう

「回る猫」「OIIA Cat」として話題になったEthel(エセル)ちゃんですが、SNSでは、回ってない素のエセルちゃんも見ることができます。

▼ エセルちゃんのSNSはこちら

🐾 TikTok
@oiiacat_ethel

🐾 Instagram
@oiiacat_ethel

🐾 Facebook
OIIA Cat – Ethel(公式ページ)

🐾 リンクツリー(その他URL):
Link Tree


▶︎ 公式グッズショップ(OIIA Cat Official Site)
エセルちゃんは公式オンラインショップも開設されています
こちらでは、Tシャツやマグカップなどのオリジナルグッズを販売中。(日本から購入可)
なんと、売り上げの一部は動物保護活動に寄付されていて、保護猫やペット、野生動物の支援に役立てられています。

まとめ 〜猫ミームだけじゃない、Ethelちゃんの魅力〜

SNSで話題になった「オーイイアーイオオオオイアーイ」「回る猫」は、特別なハンデを乗り越えたEthel(エセル)ちゃんという、愛らしい女の子の猫でした。

ひと目ぼれで迎えられたエセルちゃんが、やがてミームとして世界中の人に笑顔を届ける存在になったことは、まさに奇跡としか言いようがありあせん。

今ではSNSや公式グッズを通じて、多くの人の心を癒しながら、保護活動の支援にもつながっています。
これからもそんなエセルちゃんの姿に、やさしく注目していきたいですね。

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